Hello, みなさん
2月なのに最高気温が20度を越え、小春日和にウキウキしていました
JETS 父です
2月21日 日曜日
NASAの火星探査機 rover Perseverance が無事に着陸し、火星の画像が送られてきました。火星の様子もさることながら、NASA職員の喜ぶ姿が印象に残っています。イーロン・マスクのSpaceXの躍進も考えると、人類が火星に移住する日も近いのかもしれません。
さて、今日は『好き嫌い』について、僕の昔話も交えながら書いてみようと思います。
娘たちの離乳食がスタートしてから早3か月。今ではバリエーションがかなり増えました。
- 白米
- じゃがいも
- ヨーグルト
- 納豆
- ゆで卵
- キャベツ
- にんじん
- ほうれん草
- ブロッコリー
- バナナ
- りんご
などなど。
お肉や魚介類、スイーツを除けばほとんど大人と同じ物を食べています。大人の階段を着々と登っていく娘たち、喜ばしいかぎりです。
ですが!
やはり、どうしても…
「好き嫌い」があるんです
口に入れると「うげっ」って顔をします。特に強敵はブロッコリー!
はき出したことはありませんが、そのうち口にも入れてくれなくなるのかもしれません。
まあ、僕自身、小さい頃(大学生くらいまで)は好き嫌いが激しかったので、娘たちを責めることはできません…。
「好き嫌い」と聞いて一番に思い浮かぶのは、少年野球のコーチの言葉。
『食べ物の好き嫌いがあるやつは、上手くならない!』
小学生の僕は、「食べ物の好き嫌いと野球の上手さなんて関係ない!」と思っていました。
よくある「ガキの自己正当化」です。
でも今考えてみると、全く関係ないとは言いきれません。
そのコーチが言いたかったのは、おそらくこうではないでしょうか。
『食べ物の好き嫌いがあるやつは
練習にも好き嫌いが出てくる。
本当に上手くなるためには色んな練習、特に苦手を克服する練習をしなければならない。
上達に必要な練習を「嫌い」という感情だけで避けているやつは
上手くならない』
まさにその通りだと思います。
こと野球においては、あらゆる動作の連動によってプレーが成立しています。例えば、「ボールを取る」とき、ボールと目線を合わせるために体勢を低くして、タイミングよくグラブを出さなくてはいけません。重心を低くするためには、下半身の強化が必須で、それはそれは辛いトレーニングばっかりです。
また、暑い夏に2時間近く集中し続ける体力と忍耐力も必要です。常軌を逸した走り込みや夏場にジャンパーを着こんだ練習など、嫌なことのオンパレードです。
こういった練習を毛嫌いせず目的をもってやり抜けるか、
食べ物ごときで好き嫌いをしているやつは、無意識にせよ必ずどこかで手を抜いてしまう。
そしてこれは野球だけではなく、勉強にも仕事にも言えることだと思います。
何かを出来るようにするためには、苦手なこともしなければならない。
好きなことやるためには、嫌なこともやらなければならない。
と、大人の頭では理解できます。
それをいかに効果的に子どもたちに伝えるか、そこが大人の腕の見せどころなのですが、妙案が浮かびません。
頭ごなしに正論を押し付けても、上手くいかないのは明らかで、むしろ必要以上の反発を引き起こし、マイナスの方が大きくなってしまうこともよくあります。
親の強制ばかりで伸び悩んでいる子どもたちがなんと多いことか。
僕もそんな親になってしまうのか…。
娘たちの「うげっ」とする顔を見ながら、勝手に焦る父親でした。
みなさんは、「好き嫌い」をしている子どもに何と声をかけますか?
では、また。