Hi, みなさん
JETS 父です。
1月17日
2021年の24分1が過ぎました(笑)
あと23回繰り返したら2022年ですね。
昨年も同じようなことを同僚と話していました。今年もあっという間に過ぎていくのでしょうか。
3日後にはアメリカ大統領の就任式があります。
先週の暴動により、軍隊が出動するほどの事態に発展、10,000人以上の兵士が待機しています。ワシントンD.C.だけでなく他の州でもtension(英語のテンションは「対立による緊張感」のみで基本悪い意味です)が高まっています。
さて、今日は娘の表情について
しかめっ面
なぜこんな表情をしているのか
彼女が何を意図しているのか
動画から仮説を立ててみました。
①周りからの②アテンションを引きつけられるから でしょうか。
真相は分かりませんが、上の仮説を2つの観点から考えてみました。
①「周り」-自分と他者を区別できている
②「アテンション」-自分の存在を認知してほしい
①自分と他者を区別できている
月齢6か月を過ぎたころから認知能力が飛躍し、自分と他人(自分以外の人やモノ)を区別できるようになりました。これは世界を分化し理解するための重要な一歩。
人見知りや慣れない場所での不安な表情、おもちゃや食べ物(みかんなど)への興味などが その証です。
しかめっ面をすることで、環境(他者)の変化(反応)を楽しんでいるのかもしれません。
②自分の存在を認知してほしい
しかめっ面をして自分の存在をアピールし、周りに認めてもらいたい、いわゆる「自己承認欲求」の芽生えです。人の根源にあたる部分です。
ちなみに、自己承認欲求はマズローの欲求階説の4番目。この年齢でちゃんと「かまってあげる」こと、それが自己の確立につながります。
「親からの愛情」は、マズロー階説の3番目(所属と愛の欲求)だけでなく4番目も満たすことになるんですね。幼いころの愛情が不十分だと、「かまってちゃん」「メンヘラ」「極度の人間不信」になる恐れも。
「なるほど、じゃあ常にかまってあげよう。そうすれば自立した人間になるのか!」というほど単純なものではなく、「甘やかし」が「わがまま」につながってしまうこともある(往々にしてそうなります)。
この塩梅(あんばい)が本当に難しいところですよね。
また、自己の確立には他の要素が多分に関わっているため、自己承認欲求を満たすだけでは不十分で…
時には「承認されない」という経験も必要。
自分をコントロールする「自制心」や、自分なら出来るという「自己効力感」も大事です。
「承認」は、自制心や自己効力感を養うための必要条件にはなりますが、自己確立の十分条件にはならないんですよね。
とはいえ、まだ1歳にも満たない娘。
僕たちにとっては“ブサイク”な しかめっ面でも、それが周りの反応を引き出しているのであれば、彼女にとっては立派な手段。どんな自己表現をしていても、こちらは惜しまずに愛情を注いで参ります。
1歳を過ぎたあたりから「自制心を高める経験」も織り交ぜていかねば、ですね。
ではまた。